TVTest 0.10.0最新版のインストールと使い方

TS 抜き環境でテレビを視聴するためのソフトです。

TS 抜き環境を構築する際はまずはこのソフトをインストール・セットアップし、TVTest でテレビが映る状態になることを目指すと良いと思います。
また、TvtPlay のセットアップ方法についても解説します。

TVTest のセットアップについての記事は色々ありますが、いずれも TVTest のバージョンがかなり古いです( 0.7.23 と 0.9.0 では設定などセットアップの方法が異なっています)。
この記事では、TVTest のうち、最新版である 0.10.0 のセットアップ方法を解説します。
また、画像を多用し、初心者の方でもわかりやすいように説明しています(ソフトの性質上どうしても専門的な部分が出てしまうのですが、わかりにくかったらすみません…)

色々追記していったらかなりボリューム多めになってしまいました…適宜読み飛ばしてください…

注意

BonDriver 周りや WinSCard 周りに関してはチューナーの機種ごとに異なるため、この記事では割愛します。

セットアップは Windows10 Home 64bit にて行っています。
セットアップ用に使った PC は TS 抜きボードを挿していない PC のため、Spinel や BonDriverProxyEx を使って別途 TS 抜きボード・B-CAS カード+カードリーダーを挿してある Windows7 のデスクトップ PC から受信データを(予めスクランブルを解除した上で)送れるように設定し、BonDriver_Proxy などを使いそれを受信するような環境になっています
(よくわからない方は気にしないでください)

また、この記事の内容が全て正しいとは限りません。最善は尽くしているつもりですが、間違っている部分もあるかもしれません。その点を踏まえた上で、参考にしてください。

ダウンロード

TVTest は大人の事情でビルド(ソースコードから実行できる exe に変換すること)済みのファイルが配布されておらず、「使うなら各自 VisualStudio( Windows アプリケーションを開発するためのソフト)入れてビルドしてね」というスタンスになっています。
さらに、スクランブルを解除するための CasProcessor プラグインと CasProcessor が参照する B25.tvcas ファイルもそれぞれ入手・ビルドする必要があるため、自ビルドする場合難易度は高めです(もう慣れましたが…)。

正直、開発者以外の方がわざわざ Visual Studio を入れてビルドするのはかなり面倒だと思うので、こちらでビルド済みのアーカイブ(バイナリ)を配布しています。
プラグインも(スクランブル解除周りも含め)主要なものは全て同梱済みのため、改めてビルドやダウンロードを行う必要はありません。
ダウンロードしてすぐ使えるよう、一部プラグインの設定等をカスタマイズしている部分があります。

基本的に一番上の最新のものをダウンロードしてください。
自分でビルドしたい場合は EncTools さんの こちら の記事を参照してください。

アーカイブ

インストール

ダウンロードが終わったら zip ファイルを解凍します。

解凍した中のフォルダに TVTest_32bit・TVTest_64bit とフォルダがありますが、
お使いの PC にあった方を選び、C:\Users\・C:\Program Files\ 以外のフォルダ(この記事では C:\DTV\ に配置します・変える場合は適宜適宜読み替えてください)に配置し、
フォルダを TVTest とリネームします。

この時点で、TVTest が C:\DTV\TVTest\ にあれば大丈夫です。

Directshow フイルタのインストール

Windows 10 では、MPEG-2 をデコードするのに必要な Microsoft DTV-DVD Video Decoder が標準では入っていません(ゴニョゴニョすれば入れられるらしいですが…)。
そこで、TVTest の作者さんが TVTestVideoDecoder というフィルタを用意してくれているので、それをインストールします。
また、TvtPlay で倍速再生させるために必要な TvtAudioStretchFilter も一緒にインストールします。
本当はコマンドプロンプトから登録を行う必要があるのですが、少し面倒なためバッチにして上記のアーカイブに同梱してあります。

TVTest フォルダ内にある filter-install.bat を右クリックし、管理者として実行します。

正常にフィルタがインストールできていれば完了です。
フィルタをアンインストールしたい場合は filter-uninstall.bat を管理者として実行してください。

NicoJK.iniを編集する

NicoJK(ニコニコ実況のコメントを流せるプラグイン)の設定を行います。
といっても、実際に設定が必須な箇所は一箇所のみです。

(TVTest.exeのあるフォルダ)\Plugins\NicoJK.ini を開き、87行目の {ここを自分のユーザー名に修正} となっている部分をお使いの PC のユーザー名に書き換えて保存します。
この他の設定は基本的にデフォルトのままで構いませんが、変えたい場合は適宜変更してください。

66行目の 過去ログファイルを格納するフォルダ の設定も変更する必要はありませんが、
ネットワークドライブにおいた録画ファイルを視聴する場合、予めネットワーク内にニコニコ実況の過去ログの保存フォルダを置いた上で、
そのフォルダへのパスをここで設定し(例:E:\TV-NicoJK)、過去ログを LAN 内で共有する、といった使い方もできます。
(私は別途 NicoJCatch で録画している番組の実況ログをネットワークドライブに保存し、 チューナーのない PC でも過去ログのコメントを流せるようにしています)

BonDriver 周りのセットアップ

TVTest のデフォルトでは TVTest 直下に BonDriver を置く設定になっていますが、これでは BonDriver を実際に置いたときにフォルダ内がごちゃごちゃしてしまうため、BonDriver フォルダを TVTest フォルダ内に作成し、そこに BonDriver を入れる事をおすすめします。

TVTest フォルダ内に BonDriver フォルダを作成し、TVTest.exe と同じ階層に入っている、

  • BonDriver_Pipe.dll … ファイルを読み込む事ができる BonDriver(後で使います)
  • BonDriver_TCP.dll … TCPで送られてきたストリームを受けて TVTest で再生できる BonDriver
  • BonDriver_UDP.dll … UDPで送られてきたストリームを受けて TVTest で再生できる BonDriver
  • BonDriver_UDP.txt … BonDriver_UDP と BonDriver_TCP の説明書

を BonDriver フォルダの中に入れます。
また、それぞれの TS 抜きボードに合った BonDriver や、BonDriver_Spinel・BonDriver_Proxy なども一緒に BonDriver フォルダの中に入れておいてください。
(BonDriver 周りに関してはこの記事では割愛します)
今後、BonDriver は BonDriver フォルダにある事を前提に説明します。

B-CASカード・カードリーダー周りのセットアップ

外付けカードリーダーを使う場合

B-CAS カードの読み取りに外付けのカードリーダーを使う場合は、予め外付けカードリーダーを PC と接続させた上で、外付けカードリーダーに B-CAS を赤い面を下にして差し込んでおいてください。
また、デバイスマネージャーでカードリーダーが認識されているかどうか、確認してください。

後述しますが、外付けのカードリーダーを使う場合は WinSCard.dll・WinSCard.ini を配置しないでください。
内蔵カードリーダーを使うことになったときのためにファイルだけは置いておきたい、という場合は、WinSCard.dll → WinSCard.dll_・WinSCard.ini → WinSCard.ini_ のように拡張子を変更し、読み込めないようにしておいてください(ファイル名を変えるだけだと心もとないです)

内蔵カードリーダーを使う場合

PX-W3PE4/Q3PE4/W3U4/Q3U4 などの内蔵カードリーダー搭載機種で B-CAS カードの読み取りに内蔵カードリーダーを使う場合は、内蔵カードリーダーにB-CASカードを赤い面を表にして差し込んだ上で、
別途 TVTest.exe のあるフォルダに WinSCard.dll と WinSCard.ini を配置してください(WinSCard.dll は radi-sh 版 BonDriver と一緒に入っていますが詳細は割愛します・そのうち書く予定です)

WinSCard.dll について

前述の内蔵カードリーダー搭載機種で外付けのカードリーダーを使う場合・そもそも内蔵カードリーダーがない機種の場合は、絶対に WinSCard.dll・WinSCard.ini を配置しないでください!

(読み飛ばし可・少し技術的な話)
詳しい仕組みについては私もよく分かっていませんが、外付けのカードリーダーは普通に Windows 側でカードリーダーとして認識されるため、TVTest 側でそのまま認識できます。
一方、内蔵のカードリーダーはなぜか Windows からはカードリーダーとして認識できません。
Windows にはカードリーダーを認識し、スマートカードを読み込むためのライブラリとして、WinSCard.dll というファイルが用意されており(C:\Windows\System32 にあります)、通常スマートカードを扱うソフトはそのライブラリにカードリーダーの認識処理を投げています。
ただし、前述のように Windows 備え付けの WinSCard.dll は内蔵カードリーダーを認識してくれないので、内蔵カードリーダー認識専用の WinSCard.dll を用意し、TVTest.exe と同じフォルダに配置します。
すると、TVTest は Windows 備え付けの WinSCard.dll ではなく TVTest.exe と同じフォルダにある WinSCard.dll を読み込みます(FakeWinSCard 方式、と呼ばれる所以はそこらしい)

要するに、Windows 備え付けの(内蔵カードリーダー読み込んでくれない)WinSCard.dll の代わりに 内蔵カードリーダー読み込み専用の WinSCard.dll を TVTest に読み込ませることで、TVTest からは外付けのカードリーダーと同じように認識される、というわけです。

EDCB などの TVTest 以外のソフトでも、スマートカードを読み込むソフトであれば、基本的には実行ファイルと同じフォルダに WinSCard.dll・正しく設定した WinSCard.ini を置くだけで内蔵カードリーダーを読み込ませる事ができます。

…裏を返せば、内蔵カードリーダー専用の WinSCard.dll を配置していることで、ソフト側からは内蔵カードリーダーに入っているスマートカードしか認識できません。
そのため、WinSCard.dll を TVTest.exe と同じフォルダに置いたままの状態で内蔵カードリーダーから B-CAS カードを抜き取り、外付けカードリーダーに差し込んだ場合、
TVTest は内蔵カードリーダーに入っているスマートカードしか認識できないため、TSプロセッサー内のカードリーダー欄が空になってしまいます(内蔵カードリーダーにはカードが入っていない、外付けカードリーダーはそもそも認識できないため・以前かなりはまりました…)

SoftCAS について(余談・読み飛ばし可)

SoftCAS(別称:柔粕)とは、簡単に言えば B-CAS カードのエミュレーターです。

前述した内蔵カードリーダーの読み込みと同じ方法で、TVTest からは通常のスマートカードとして認識されているが、実際は B-CAS カードが行っている処理をソフトウェア上で実行している、といった具合です。
ファイル名は内蔵カードリーダーの時と同様 winscard.dll・winscard.ini となっていますが、中身は全く別物ですWinSCard.dll = SoftCAS ではない・SoftCAS かどうかは [TS プロセッサー] → [プロパティ] → [カードリーダー(C):] が @OishiiSlurper になっているかどうかで判別できる(OishiiSlurper は SoftCAS の作者・最近ではDeliciousSlurper と名乗り BS4K・8K 放送を PC で見ることに成功したらしい…)

SoftCAS があれば、B-CAS カードがなくてもテレビを見ることができます。
ただし、かなりアウト寄りのグレーなほか、リスクもある(後述)ため B-CAS カードが手元にある場合は、できるだけ普通の B-CAS カードを使うことを強く推奨します。
ここでは導入方法は解説しません。もしどうしても試してみたい方は(自己責任で)各自調べてください。

難解なためどういう仕組みなのかよく理解できていませんが、SoftCAS の設定ファイルでは暗号鍵を記述する欄があり、ここで地デジ・BS用の暗号鍵 (kW) のみ記述(有料放送は見れない状態)すればアウト寄りのグレー、契約していないのに CS など有料放送用の暗号鍵を記述(有料放送が見れる状態)すると完全にアウトになると思われます(正直かなり微妙・無料放送だけでもアウトの可能性もある・ただ自分から暴露でもしない限り放送局側から不正視聴を把握する方法はないらしい)
また、12~18ヶ月に一度暗号鍵が変わるため、暗号鍵が変わった時に新しい暗号鍵に書き換えないと見れなくなる(古い暗号鍵を設定したまま録画した場合スクランブル解除に失敗し見れなくなる)というリスクがあります(私はカードリーダーと B-CAS があって使う必要がないのと録画失敗とか諸々が怖いのでそもそも使っていません)

これでインストール作業は完了です。

TVTestのセットアップ

TVTest.exe をダブルクリックで実行します。

TVTest.exe を右クリック → [ショートカットの作成] からショートカットを作り、
適宜 TVTest にリネームしてデスクトップフォルダに移動させ、デスクトップから起動できる状態にしておくと良いと思います。

セットアップ手順は TVTest.chm(ヘルプファイル)や、オンラインヘルプ(非公式・私がヘルプファイル用の HTML を Markdown に変換して作ったサイト)も参考にしてください。

初期設定

初回起動時はこのようなウインドウが表示されます。

  • BonDriver … 今後 BonDriver 検索フォルダを変更するため今は空のままにしておく(後述)
  • H.264/AVCデコーダ … [自動] のままで OK
  • H.265/HEVCデコーダ … [自動] のままで OK
  • MPEG-2デコーダ … [TVTest DTV Video Decoder] に変更する
  • 映像レンダラ …  [EVR] に変更する
  • 録画ファイルの保存フォルダ … TVTest で録画した番組の保存先フォルダをここで設定できる
    (もっとも、EDCB を使う場合はほとんど使う機会はありませんが…)。

これらの設定は後でも変更できます。
設定できたら、OK をクリックし、TVTest を起動します。

起動する

設定が終わったら、OK をクリックして TVTest を起動します。
0.7.23 よりもさらに UI が洗練されている印象です(美しい…)。

ただし、インストールしたてのままではテレビを見る事はできません。
まずは画面周りのセットアップから行いましょう。

黒い画面で右クリックし、[プラグイン] → [NicoJK] をクリックすると、NicoJK を有効化できます(使わない場合は有効にする必要はありません)。

TVTest にフォーカスを当てた状態で P キーを押すと、パネルウインドウが開きます。
NicoJK は 0.10.0 ではこのパネルウインドウの中に格納されています。

次に、画面下の音量バーの音量を上げます。(お好みで)
TVTest の音量と PC 自体の音量は別になっていて、かつテレビの音量自体が結構音量控えめなので、私はいつも100%にして視聴しています。

設定する

ここから TVTest の設定作業に入ります。

初めての方は難しいかもしれませんが、ここさえ設定できれば見れるようになるはずです。
また、0.7.23 から移行した方は、設定項目が移動したりしている部分があるので注意してください。

TVTest は基本箇所を設定すれば、後はデフォルトのままでも十分使えるようになっています。
一応一通りタブは紹介しますが、デフォルトで OK な部分の詳細は割愛し、変更が必要な部分のみ詳しく説明します(正直全て触っているわけではないので…)。

全てのタブを紹介している関係で非常に記事が長くなっています。
出だしの文字が太字になっている項目は重要項目です。飛ばさずに目を通しておいてください。
(逆に出だしが太字になっていない項目は正直読み飛ばしても大丈夫です…)

黒い画面で右クリック → [設定] より、設定ウインドウを開きます。

一般

[BonDriver検索フォルダ] の部分に「BonDriver」と入力し、以前作成した BonDriver フォルダを参照するようにします。
こうする事で、次回の起動以降 BonDriver フォルダに置かれた BonDriver が参照されるようになります。

一旦この時点で TVTest を再起動しておきましょう。
再起動して左下のバーの [チューナー] を開き、 BonDriver が読み込まれていれば OK です。
(画像はチューナーのない PC で行っているので BonDriver_Spinel と BonDriver_Proxy のみを入れています)

表示

基本的にデフォルトのままで OK ですが、一応目を通しておきましょう。
使ってきたら変えたくなる系の設定がほとんどなので、今は飛ばしましょう(ちなみにここも含めて殆ど設定はいじってなかったり…)。
[最小化時にタスクトレイに格納する] は TVTest を TVRock や EDCB から録画アプリとして呼び出す場合などに使いますが、基本的に使うことはないと思います
(EDCB は単独でも録画できます・TVRock は既に更新終了な上 EDCB の方が遥かに使いやすいので非推奨)

OSD表示

OSD表示とは、チャンネルを変えたときとかに左上に出る「NHK総合」みたいなやつです。
デフォルトの MS UI Gothic だとパッとしない(ダサい)ので、メイリオとかに変えておきましょう。

Windows 10 1809 以降に入っている BIZ UDPゴシック(上)とか メイリオの字体を MS ゴシックくらいに縮めた MeiryoKe_PGothic(下)がいい感じだと思います。
(お好みで・私は MeiryoKe_PGothic にしました)

ステータスバー

ステータスバーとは、TVTest の画面下の音量バーなどがあるバーの事です。
非常に高機能な事に、TVTest ではこのステータスバーの項目をカスタムする事ができます。
このあたりは全部お好みで…(私は上みたいな感じにしてます・番組情報は結構便利だと思うので表示させときましょう・エラーや信号レベルは無くてもいいかもしれません)

サイドバー

TVTest の左端にカーソルをかざすと出てくるやつです(デフォルトのままで OK )
正直私はほとんど使ったことがありません…(省略)

メニュー

黒い画面で右クリックしたときの一覧を変更できます。
ここもデフォルトで OK です。

パネル

NicoJK とかが表示されている右のパネルの並び替えや表示/非表示の切り替えができます。
ここもデフォルトのままで OK です…(記事書いてて初めてこの設定見た…)

テーマ・配色

TVTest の配色を細かに変更できます。
ここまでカスタム出来るのは作者さんの UI に対する執念を感じるというかなんというか…
( C++ であそこまでリッチな UI を作るのはかなり大変なはず…)
デフォルトで用意されているプリセットもあるので、色々変えてみてもいいと思います。

操作

ホイール操作やマウス操作について細かく設定できます(こんなに設定できたんだ…)
ここもデフォルトで OK です…

キー割り当て

キー割り当てを変更できます。
使い込む方は色々設定してみると便利だと思います(字幕・NicoJK の ON/OFF やキャプチャとか・後述)

リモコン

ゲームパッドや HDUS リモコン( MonsterTV HDUS という TS 抜き可能なチューナーに付属しているリモコン)から TVTest を制御できるようにできます。
最初に開いた時はゲームパッドが表示されていますが、[コントローラ] のタブを [HDUSリモコン] にすると HDUS リモコン用の設定ができるようになります。
MonsterTV HDUS チューナーを使っている場合(今も使っている人いるんだろうか…)やゲームパッドで TVTest を操作したい場合以外はデフォルトのままで良いでしょう。

BonDriver設定

BonDriver ごとに詳細な設定ができます。
基本的に変更する必要はありません。

映像

映像周りのデコーダーやレンダラなどの設定ができます。
初期設定時に設定したので、基本的に変更する必要はありません。

音声

音声周りの設定ができます。
TVTest として使う場合は基本的に変更する必要はありません。

再生

再生周りの設定ができます(そのままで OK です)

録画

実は TVTest 単体でも録画ができます。これは TVTest 単体で録画する場合の設定です。

私は基本的に TVTest では録画しないので、 [保存先フォルダ] を変えた(初期設定のときに設定した場合はそのままで OK )のと [データ放送を保存する] のチェックを外した以外はそのままにしています。
(データ放送は TVTest では見ることが出来ないので録画に含めてても無駄だったり…)

キャプチャ

テレビをキャプチャする際の設定です。

[保存先フォルダ] をお好みのフォルダに適宜設定してください(デフォルトだとピクチャフォルダに保存されるっぽい)。
また、[保存形式] はデフォルトでは BMP になっていますが、PNG にしておきましょう( BMP だと非圧縮なのでファイルサイズが…・それでも結構サイズ食うので画質を気にしないなら JPEG 一択です)
[大きさ] のところは上の画像だと [元の大きさ] になっていますが、TVTest.txt 曰く [表示されている大きさ] にしないと画質が悪くなるそうです。[表示されている大きさ] にしておきましょう。

チャンネルスキャン

チャンネルスキャンを行います(詳しくは後述)
この時点ではまだ行わないでください。

EPG/番組情報

EPG(いわゆる番組表のこと)や番組情報に関する設定ができます。

基本的にデフォルトのままで構いませんが、[EpgDataCap_BonのEPGデータを利用する] にチェックを入れ、EPGデータのあるフォルダを設定すると、
EDCB を利用している場合は EDCB で取得した番組表データを TVTest でも活用できます(記事書くまで知らなかった…)

また、[BMP形式のロゴを保存する] にチェックを入れると、(TVTestのあるフォルダ)\Logo フォルダ に放送局のロゴ(BMP形式)が保存できます。
生データ形式もありますが互換性のない ARIB-PNG 形式らしいので、保存するだけ無駄です…

地デジは各チャンネルごとに切り替えて取得できるまで放置して取得しますが、BS は BS1 に切り替えて放置しておけば全て取得できます。
ロゴの取得状況は 画面を右クリック → [プラグイン] → [局ロゴの一覧] をクリックすると確認できます(チャンネルスキャン未実施だと何も表示されません)。

また、上で配布している TVTest には首都圏で取得した LogoData を同梱しているため、首都圏在住であれば地デジの局ロゴを一々スキャンしなくても局ロゴが表示できると思います(BS・CS は全国共通)

EPG番組表

TVTest の番組表に関する設定ができますが、基本的にそのままで OK です(そもそもあまり TVTest の番組表開いた事ない…)

プラグイン

プラグインごとの設定が行えます。

  • CasProcessor(スクランブルを解除するのに必須のプラグイン・TVTest 0.9.0 以降は必須)
  • NicoJK(前述したニコニコ実況を流せるプラグイン)
  • TVCaptionMod2(字幕を表示できるプラグイン)
  • TvtPlay(TVTest 自体で録画ファイルを再生できるプラグイン・この TVTest では有効化しないこと(後述))
  • その他 TVTest SDK のサンプルとして置いてある大量のミニプラグイン

を同梱しています。

ただし、実際に GUI で設定ができるプラグインは少なく、実質 TVCaptionMod2 くらいしか設定する項目はないと思います…(他のプラグインはそもそも設定項目がないか NicoJK のように ini ファイルを直接編集するものが多い)

TVCaptionMod2 の設定

予め、画面を右クリック → [プラグイン] → [TVCaptionMod2] をクリックしてプラグインを有効にした上で、リストから TVCaptionMod2 を選択し、[設定] をクリックします。

ほとんどの設定は事前に綺麗に字幕が見れるようセットアップ済みです。
[字幕付き画像の保存先] だけ適宜変更してください(ここと [キャプチャ] タブの [保存先フォルダ] が空欄のままの場合、設定がオンになっていても字幕付き画像は保存できません)
Windows TV ゴシック はフィルタと一緒にインストール済みです。Windows TV P丸ゴシック などのプロポーショナルフォントは描画が乱れるため、おすすめしません(太丸ゴシックでもいいですが太すぎる気が…)

[映像への字幕合成機能を使う] にチェックを入れると、TVCaptionMod2 を有効にしている間は上のように TVTest でキャプチャした時に字幕を画像の中に含める事ができます( Twitter でよく見るあれです・デフォルトでチェックを入れてあります)
もしチェックを外して字幕を映像に合成しない場合は、[描画方式] のところを 2: レイヤードウインドウ に変更してください。
字幕をオフにしたい場合は 画面を右クリック → [プラグイン] → [TVCaptionMod2] のチェックを外せば OK です(プラグインが無効化されます)

TSプロセッサー

(チューナーやカードリーダーがあるのは Windows7 の別の PC なのでここだけ別 PC の画像です)

ログを除くと一番下にある謎の設定項目ですが、ここが設定で一番重要なポイントです。
この設定がうまく出来ていないと、テレビを見ることができません。
( Spinel や BonDriverProxyEx 側でスクランブル解除している場合は除く)

TSプロセッサーは、TVTest で受信したストリームを処理するモジュールを指定したり設定を行ったりする項目です。(だと思う)

…何故この項目があるかと言うと、TVTest 0.7.23 以降、どこかから「スクランブル(暗号化)を解除できるソフトを配布するな(実際には B-CAS がないと出来ない・この辺りが TS 抜きがアングラとされる最大要因)」みたいな理不尽な圧力を受けたらしく、
TVTest 0.9.0 以降は「TVTest 単体ではスクランブル解除機能つけないからテレビ見れないよ?
でもそこに TS プロセッサーあるからプラグイン誰か作ればプラグインに TS プロセッサーから処理投げてスクランブル解除できるかもよ?知らんけど」(意訳)みたいなスタンスで配布されており、
スクランブル解除の処理は CasProcessor という別プラグインに投げるという形になっています。

…要約すると、TS プロセッサーではスクランブル解除関係の設定ができます。

[デフォルトモジュール] を B25.tvcas に設定します。
スカパープレミアムを視聴する場合は SPHD.tvcas を設定するとか色々変わってくるんですが割愛…
[デフォルトデバイス] を SmartCard に設定します。(それ以外ないはず)
[デフォルトフィルター] を B-CASカードの入っている IC カードリーダー名に設定します。
普通 PC に何台もカードリーダー入れないと思うので一択だと思います…

また、PX-W3PE4/Q3PE4/W3U4/Q3U4 などの内蔵カードリーダー搭載機種で内蔵カードリーダーに B-CAS カードを差し込んでいて、
かつ TVTest.exe のあるフォルダに WinSCard.dll・WinSCard.ini を配置している場合は [デフォルトフィルター] の欄が [PX-X3U4 Card Reader 0] のようになるはずです(X3U4はどの機種でも共通だったような・この辺りも詳細は割愛)

ログ

TVTest のログが表示されます。設定項目はありません。
ログをファイルに書き出すこともできます。

全て設定し終わったら、OK をクリックします。

とりあえずテレビが見れるか確認する

念のため、TVTest を再起動します。
ただし、今の状態ではチャンネルスキャンをしていないため、どのチャンネルがあるか TVTest が認識できていません。

取り敢えず適当なチャンネルをクリックし、正しくテレビが見れていればOKです。おめでとうございます(?)
もし何も映らない場合は、別のチャンネルを選んでみてください。

BonDriver を BS や CS が映る BonDriver( BonDriver_PX_Q3PE4_S0・BonDriver_Proxy_S のように BonDriver の名前の末尾に S がつくやつ)に変えると、BS や CS を見る事ができます。

D(ドロップ)/ E(エラー)/ S(スクランブル)の凡例

TVTest.txt 曰く)エラー表示は D がドロップ(連続性エラー)パケット数、E がその他エラーパケット数、S が暗号化されたパケット数です。

ドロップエラー

ドロップが発生すると、画面にブロックノイズが入ってしまいます(どれくらいドロップしているかどうかは エラー表示 の D の部分の数字を見ることで確認できます・普通は 0 になっているはずです)
頻繁に出る場合は、ステータスバー設定から「信号レベル」をオンにし、dB の部分(受信感度)の数字が小さくないかどうか、確認してみてください。

私の場合、地デジが 30.80dB で安定、BS / CS は 10~12dB 前後(局によっても何故か変わる)です。
BS / CS の受信感度は天候に左右されやすく、悪天候で分厚い雲が覆ってたときとかは 6~7dB くらいまで落ちてブロックノイズ入りまくりでかなり焦ったことが…
私の環境だと BS11 が晴れで 9.80dB くらいなのが少し気になっています(ケーブル変えたほうがいいかもしれんけど面倒…)

(その他の)エラー

基本的にまず遭遇しないので、心配しなくて大丈夫だと思います(逆にこのエラーを連発している場合は色々やばい気が…)
私は悪天候時くらいしか遭遇したことがありません(こないで…)

スクランブルエラー

(メニューバーに エラー表示 を追加している場合のみ)画面が真っ黒(もしくは固まったまま)でメニューバーにある S の値が増える場合は、うまくスクランブルを解除できていません。
有料チャンネルを見ようとしたか、B-CAS カードの認識がうまく行っていないと思われます。

前述しましたが、B-CAS カードを市販のカードリーダーに挿している場合、赤い面が下になっているかどうか確認してみてください。(赤い面が上だと思って詰みかけたことがあります…)
SoftCAS を使用している場合は、設定ファイルの KW の値が異なっている or 変わった場合にスクランブルエラーが出ることがあります(無料放送だけを見る場合でも KW の設定が必要です(重要))

チャンネルスキャンをする

このままチャンネル名がわからないのは不便なので、チャンネルスキャンを行います。
(ちなみに、初期設定時に BonDriver を選択しておけばそのタイミングでチャンネルスキャンができるらしいですが、BonDriver 検索フォルダを変更する兼ね合いで敢えて飛ばしました(後からでも出来るし))

地デジ

最初に、BonDriver を地デジ(UHF)が映る BonDriver( BonDriver_PX_Q3PE4_T0・BonDriver_Proxy_T のように BonDriver の名前の末尾に T がつくやつ)に変えておきましょう。

その後、以前と同じように設定ウインドウを開き、[チャンネルスキャン] タブからチャンネルスキャンを行います。
[対象チューニング空間] が 地上D または UHF となっていることを確認して、[スキャン開始] をクリックします。

スキャンを開始すると、このような画面になるはずです。
スキャン完了には数分かかります。

スキャンが終わるとこのような表示が出ることがありますが、OK をクリックします。

このようになっていれば地デジのチャンネルスキャンは完了です。
一度 OK をクリックし、設定ウインドウを閉じておきます。

ステータスバーの <チャンネル> をクリックすると、こんな感じでチャンネル名が出るはずです。
首都圏エリアにお住まいであれば、アーカイブに予め取得しておいたロゴを同梱してあるため、すぐに局ロゴが出ると思います。

それ以外のエリアにお住まいの方は、各チャンネルに暫くチャンネルを合わせて放置しておくと局ロゴが取得できます。
画面を右クリック → [プラグイン] → [局ロゴの一覧] をクリックすると、取得できた局ロゴを確認できます。

他の地デジ系 BonDriver がある場合は、同じ手順でチャンネルスキャンするか、.ch2( TVTest チャンネル設定ファイル)を例えば BonDriver_Proxy_T.ch2 があれば BonDriver_Spinel_T.ch2 のようにコピーしてしまいましょう( .ch2 のファイル名は BonDriver のファイル名と同じにしてください)

BS・CS

BonDriver を BS・CS が映る BonDriver( BonDriver_PX_Q3PE4_S0・BonDriver_Proxy_S のように BonDriver の名前の末尾に S がつくやつ)に変えておきましょう。

先程と同じように [チャンネルスキャン] タブを開き、[対象チューニング空間] が [BS] になっていることを確認した上で [スキャン開始] をクリックします。

BS のチャンネルスキャンが終わると、このような画面になっているはずです。

CS のチャンネルスキャンもやっておきましょう。
[対象チューニング空間] を [BS] から [CS110] に変更し、[スキャン開始] をクリックします。

これでチャンネルスキャンは終了です。
これで、TVTest のセットアップは完了です。お疲れ様でした!

BS や CS もチャンネルが正しく認識されているはずです。
BS・CS の局ロゴは全国共通なので、どの環境でも表示されていると思います。
もし局ロゴが表示されない場合(特に CS はチャンネル移動が多いからかよく表示されなくなる)は、チャンネルを NHKBS1 にした状態で放置すると一気に取得できます。

TVTest の使い方

  1. BonDriver をえらぶ
    • BonDriver は地デジ用と BS / CS 用で別れています。
    • 地デジから BS に映るときはチャンネルを選ぶ前に BonDriver を変えてください。

    • Z キーを押すとこのようにキーボードで簡単に BonDriver とチャンネルを切り替えられます(全然知らなかった)
  2. チャンネルをえらぶ

    • サブチャンネルは上のように 画面を右クリック → [サービス] から選択できます。
    • [ワンセグモード] をクリックするとワンセグ画質になります(もう一度クリックすると戻ります・基本使うことはなさそう)
    • キーボードの数字キーでもチャンネルを切り替えられます(最近知ってちょっとショック)
      • テンキーや F キーでも行けるみたいです。
  3. テレビをみる 

    • ニコニコ実況や字幕はそれぞれプラグインの NicoJK や TVCaptionMod2 のオン / オフを切り替えることで表示・非表示を切り替えることができます。

    • E キーを押すとこのように番組表が開きます(意外に知られてないかも…?)
    • パネルウインドウは P キーを押すと出したりしまったりできます。

    • 画面をダブルクリックするか、Alt + Enter キーを押すと、全画面表示にできます。
      マウスを下に持っていくと上のようにステータスバーが表示されます。

    • ステータスバーのカメラアイコンをクリックするか V キーを押すと、写っている映像をキャプチャし、以前 [キャプチャ] タブで設定したフォルダに保存できます。

      • C キーを押すと、写っている映像をキャプチャし、それをクリップボードにコピーします。

    • ステータスバーの ■ <録画> をクリックするか、キーボードの R キーを押すと、写っているチャンネルの録画を開始し、以前 [録画] タブで設定したフォルダに保存できます。


      • 録画中は ■ <録画> のところが 0:01:01 のように変わる他、TVTest のアイコンが変わります。
      • ステータスバーの 0:01:01 をクリックするか、もう一度 R キーを押すと、録画を終了できます。

キー割り当て(キーボードショートカット)

以前紹介しましたが、TVTest はキー割り当て(キーボードショートカット)を変更できます。
ここでは、ニコニコ実況と字幕のオン・オフをそれぞれ J キー・K キー で出来るようにしてみます。

[キー割り当て] タブの項目の中から [プラグイン有効/無効] となっている所を探し、それぞれ上の画像のように好きなキーに割り当てます。Ctrl との組み合わせにもできます。
終わったら [OK] をクリックし、キーを押して字幕やニコニコ実況が切り替えられていれば OK です。

TvtPlayのセットアップ

TVTest にはプラグイン機能があり、そのうち TvtPlay(後述)は TVTest 自体で録画した TSファイルを再生できるようにしてくれる便利なプラグインです。
ただし、設定等を TvtPlay 用に別途カスタムする必要がある( TVTest の機能を大きく変える)ため、テレビ視聴用の TVTest とは分ける事をおすすめします。

この記事では、一旦 TVTest のセットアップを行ったあと、それを TvtPlay フォルダにコピーし別途 TvtPlay 用のセットアップを行います。

インストール

TVTest のセットアップ時にほとんどの重要な設定は済ませてあるので、TVTest フォルダをまるごとコピーし、コピーしたフォルダを TvtPlay とリネームします。

次に、BonDriver_Pipe.dll・BonDriver_TCP.dll・BonDriver_UDP.dll・BonDriver_UDP.txt 以外の BonDriver と チャンネル設定ファイルを削除します。
TvtPlay 用の TVTest は録画ファイルの再生専用にするため、録画ファイルを再生するために必要な BonDriver_Pipe など以外の BonDriver は基本的に必要ないためです。
(残しておいても良いですが精神衛生上よくないとおもいます)

これでインストール作業は完了です。
フィルタ類は先ほど入れてあるので改めてインストールする必要はありません。

セットアップ

TvtPlay フォルダの中の TVTest.exe を開きます。

こんなエラーが出ることがありますが、コピー元の TVTest で最後に使っていた BonDriver を開こうとしたら(さっき消したので)なかった、というだけなので気にしなくて大丈夫です。

BonDriver を BonDriver_Pipe に設定します。

画面を右クリック → [設定] → [一般] を開きます。
[デフォルトのBonDriver] を [最後に使用したBonDriver] から [指定したBonDriver] に変更し、プルダウンメニューから BonDriver_Pipe.dll を選択します。

[音声] タブに移動し、[音声フィルタ] を TvtAudioStretchFilter に変更します。
こうすることで、TvtPlay 上で音声の倍速再生ができるようになります。

画面を右クリック → [プラグイン] → [TvtPlay] にチェックを入れ、TvtPlay を有効化します。
TvtPlay を有効化できることを確認したら、一旦 TVTest のウインドウを閉じます。

ショートカットを作成する

最後に、デスクトップに TvtPlay 用の TVTest のショートカットを追加します。

TvtPlay プラグインは TVTest 起動時にはデフォルトでオフになっています(終了時に TvtPlay をオンにしていても次に起動したときには TvtPlay はオフの状態で起動します・仕様っぽい?)
ただし、ショートカットの TvtPlay 起動用の引数に /tvtplay と指定しておくと、起動時に TvtPlay を有効化することができます。

TvtPlay フォルダの中の TVTest.exe を右クリック → [ショートカットの作成] からショートカットを作成し、TvtPlay とリネームしておきます。

次に、作成したショートカットを右クリック → [プロパティ] を開き、[リンク先] の部分に /tvtplay と追記し、[OK] をクリックします。

作成したショートカットをダブルクリックで起動し、TvtPlay バー(上の画像の一番下にある再生ボタンとかがあるバー)が表示されていれば TvtPlay のセットアップは終了です。
作成したショートカットをデスクトップに移動させておきましょう。

TvtPlay の使い方

  1. 見たい録画をえらぶ
    • 左下のファイルアイコンをクリックするとファイル選択ダイアログが出るので、見たい録画ファイルを選択します。
    • TVTest の画面に録画ファイルをドラッグ & ドロップしても OK です。
    • TS だけでなく、MP4 も再生することができます(番組表データの表示や字幕等には対応していません)
  2. 録画をみる
    • 録画ファイルを選択する or 録画ファイルを D&D すると、自動で再生がはじまります。
    • 画像の下の方にあるプログレスバーは、他の動画プレイヤー同様つかんで左右にもっていくことで好きな再生位置から再生することができます。
    • 再生 / 一時停止 ボタンを押すと、再生したり一時停止したりできます。
    • [+5]・[+15]・[-5]・[-15] などはスキップボタンです。クリックすると、ボタンの秒数だけスキップ(または巻き戻し)します。
      • キーボードショートカットを割り当てることもできます。(後述)
    • 左から2番目のアイコンをクリックすると、ループ再生するかどうかを設定できます。
      • プレイリスト機能や複数再生用みたいですが、正直使ったことがないのでなんとも…
    • TS ファイルの場合は自動的に録画ファイル内に保存されている EPG(番組表)データが読み込まれ、タイトルバーやサイドバーに番組情報等が表示されます。
      • エンコードする際に番組情報や字幕情報などの TS ファイルに付随している情報が失われてしまうため、MP4 ファイルでは表示されません。
  3. そのほか
    • 字幕がついている番組の場合、TVTest 同様 TVCaptionMod2 プラグインをオンにすることで字幕を表示できます。
      • 前述の通り MP4 ファイルは字幕情報がエンコード時に失われてしまっているため、基本的に字幕は表示できません。
      • TvtPlay 以外であれば、MP4 にエンコードするときに Caption2Ass_PCR で字幕データを抽出 / ASS 形式に変換し、MPC-BE や VLC などの動画プレイヤーで別途字幕を読み込ませるなどの方法で、MP4 でも字幕を表示すること自体はできるらしいです。
    •  
    • NicoJK プラグインをオンにしている場合はニコニコ実況の過去ログが自動で読み込まれ、TVTest 同様に表示できます。
      • NicoJK.ini で指定したフォルダに NicoJCatch 等で別途取得したその番組のニコニコ実況の過去ログがある場合のみです。
      • TS ファイルに残っている番組表情報から実況ログのファイル名を判定しているようなので、番組情報の残っていない MP4 ファイルを再生させる場合は NicoJK のサイドパネルの [File] をクリックし、手動で実況ログ(.txt)を開く必要があった気がします(ただし、さっきやってみたところうまくログが読み込めなかったので諦めたほうがいいかも…(このあたり正直よく分からない))
      • 取得してあるはずなのに実況ログが読み込まれないときは、NicoJK.ini の [logfileFolder] で指定している実況ログのあるフォルダの指定が間違っていないか、確認してください(私の場合、ネットワークドライブ経由で実況ログを共有しているので実況ログの保存フォルダが異なることに気づかず暫く詰んだことが…)
    • 画像キャプチャも TV 視聴時と同じように行えますが、一時停止中はキャプチャできません。
      • 「現在の画像を取得できません。デコーダーやレンダラを変えてみてください。」というエラーが出ますが、これはおそらく仕様です。
      • おそらく、TVTest が元々生放送の視聴用に設計されていて、ファイルを読み込むなどの用途をあまり想定していないのが原因と思われます。
      • 同じ理由で、MP4 ファイルを指定箇所から再生させようとすると画面が乱れることがあります(すぐ元に戻りますが)

キー割り当て(キーボードショートカット)

前述したキー割り当て機能ですが、TvtPlay の操作にもキーボードショートカットを割り当てることができます。

上の画像では、

  • 再生 / 一時停止 … スペースキー
  • 5秒早送り・巻き戻し … ← → キー(シークD・シークE)
  • 15秒早送り・巻き戻し … Ctrl + ← → キー(シークC・シークF)
  • 30秒早送り・巻き戻しを Shift + ← → キー(シークB・シークG)
  • 60秒早送り・巻き戻しを Alt + ← → キー(シークA・シークH)

でできるようにしています。
少し分かりづらいですが、シークA~Dまでが巻き戻し、シークE~Hまでが早送りとなっています。
また、倍速やチャプターの切り替えなどにもショートカットを設定できます。

設定しておくと録画ファイルの再生がかなり楽になるので、ぜひ設定しておくことをおすすめします。

あとがき

これで使い方は大体分かったでしょうか…?
(むしろこれを書いていた私の方が勉強になりました…(どれだけ TVTest をよく理解しないまま使っていたか痛感…))
非常に多機能なソフトですが、だいたい分かっていれば大丈夫だと思います。

他にも PC を持っている方は、(私が今回のセットアップに使った)Spinel や BonDriverProxyEx を導入し、TS 抜きチューナーを取り付けた PC 以外でもテレビが見られるようにしてみても良いと思います。

コメント

  1. TVTest-0.10.0-191129.zip
    ファイルがダウンロード出来ません??

    • こちらで試したところ、正常にダウンロードする事ができました。
      もう一度お試し頂けないでしょうか…?
      ファイル類は GitHub にも置いているので、そちらからも試してみてください
      https://github.com/tsukumijima/DTV-Built

  2. 64bitのPX-W3PE用BonDriverって無いのかな? up0625のは32bit用みたいで64TVTest
    に怒られた。結局、TVTest32bitで組み直しました。spinel用には64bitがあるのになぁ。

    • radi-sh 版の BonDriver であれば 32bit / 64bit 両対応で、最近の主流かと思います。
      BonDriver_BDA では 基本の BonDriver は Plex 系全てで共通で、BS・CS を視聴する場合のみ
      BDASpecial プラグイン( W3PE なら PlexPX の方)を BonDriver と同じフォルダにいれる事で動作します。
      詳しくは https://enctools.com/radi-sh-bondriver/ を参考にしてみてください。

  3. 教えてください。 TvtestをDLしてfilterinstall.batを開こうとするのですが、右クリックしても「管理者で実行」というのがありません。やり方が違うのでしょうか? すみません。

    • もしかすると、普段使っているアカウントが Administrator アカウントなのかもしれません
      Administrator アカウントは Windows にビルトインされているアカウントで、全ての操作を管理者として実行するものだったと記憶しています
      取り敢えずそのまま filter-install.bat をクリックしてみて、エラーが出なければ大丈夫だと思います

  4. PT3でX86環境は構築できたんですが、同じ構成でX64環境でBonDriverが初期化できませんと出ます
    BonDriverはx64用を使用しています。原因はなんでしょうか?

    • 正直、様々な原因があるのでわかりません…
      取り敢えず再起動してみて、後はドライバの再インストール、あとはBonDriver周りのファイルがちゃんと揃っているか
      (PT3なら PT3Ctrl.exe があるか)、本当に x64 用の BonDriver か確認する、くらいでしょうか…

  5. 内臓カードリーダーを使用する際のWinSCard.dll と WinSCard.iniはどこにあるのですか?

    • 機種にもよりますが、W3PE4・Q3PE4・W3U4・Q3U4 であれば https://enctools.com/px-w3pe4-radi-sh-bondriver/ こちらを参考にしてみてください
      BDASpecial-IT35 の中に入っています
      そのうち BonDriver についてと一緒に記事にしたいと思っています

  6. はじめまして。
    情報提供です。
    こちらからTVtestを導入したのですが、、64bit版では内蔵カードを使用できませんでした。

    説明いただいている通りwinscard.dll、winscard.iniを配置してもTSプロセッサーの設定でデフォルトフィルター(F)でカードリーダーの選択がブランクになってしまいました。
    その後x86の導入では無事に内蔵カードリーダで視聴できました。

    当方の環境は以下の通りです。
     チューナ PX-W3PE4
     Windows 10 home (1809 ビルド17763.914)
     Ryzen 5 2600X メモリ32GB(8×4)
     ASUS Radeon RX570
     ASRock B450M Pro4

    使用させていただいたファイル
     ・TVTest-0.10.0-191129
     ・BonDriver_BDA-2019-02-02
     ・BDASpecial-IT35-2019-02-02(IT35.DLL、WinSCard)

    私はx86で無事使えているので特に問題ないのですが、
    これから導入される方の参考になれば、
    また、何か原因に心当たりあれば今後の勉強にと思いコメントします。

    • 謎ですね…
      私はPX-Q3PE4で運用しています(W3PE4とは姉妹製品)が、64bitのTVTestでも正常に視聴できていました(最近は外付けを使っているのでなんとも言えませんが…)
      まさかとは思いますが、WinSCard.dll が 64bit のものかどうか、またランタイムが入っているだろうか、設定は正しいかどうかなど、確認してみてください
      32bit では認識できているとのことなので、ICカード自体の認識には問題はないと思われます(接触不良になることがあったのでやめました)
      ちなみに、外付けカードリーダーは WinSCard.dll・WinSCard.ini は不要です(逆に入っていると認識できないみたいです)

  7. TVTest 0.10.0 64ビットで音声の排他WASAPIを行う方法

    https://sourceforge.net/projects/mpcbe/files/MPC-BE/Release%20builds/1.5.3/
    にて standalone_filters-mpc-be.1.5.3.x64.7z をダウンロード。
    その中にある MpcAudioRenderer.ax を C:\Windows\System32 に解凍。
    スタート→Windowsシステムツール→コマンドプロンプトを右クリックでその他→管理者として実行し、 regsvr32 MpcAudioRenderer.ax で登録。
    TVTestを起動し、設定→音声で音声デバイスを MPC Audio Renderer としOK。
    TVTest画面で右クリックしフィルタのプロパティ→音声レンダラで Sound Device  に音声出力するデバイスを選択、WASAPI mode を Exclusive としてOK。

    • なるほど… ありがとうございます!

  8. はじめまして。

    この記事のおかげで無事テレビを視聴できるようになったのですが、TOKYO MXチャンネルだけドロップとスクランブルが発生して視聴できません。どのチャンネルも受信感度は10000dB~17000dB代と異常に高いです。BonDriverの記述を変更しても改善されませんでした。

    電波環境や設定が悪いのでしょうか?
    ご指導いただければ幸いです。

    TVTestは0.10.0の64ビット版を使用しています。
    環境
     チューナ:PX-W3PE4
     OS:Windows 10 home
     CPU:Core i5 9400F
    メモリ:DDR4 8GB×2 16GB
     GPU:GTX 1050Ti
     MB:ASUS B450

    • 10000dB はありえないですね… 受信感度が高すぎるような気がします…
      https://blog.greore.com/environment/attenuator/ のように同軸ケーブルに減衰器を挟んだほうがいいかもしれません。
      参考程度に、私の環境だと地デジはすべて 30.80dB で安定、BS・CS は局にもよりますが 10dB ~ 14dB になっています。
      BS・CS はどうしても天候の影響を受けやすく、結構受信感度が上限することがあります(分厚い雲のときとかは結構落ちる)
      受信感度が落ちるとドロップしやすくなりますが、受信感度が高すぎてもだめらしいです…

      • 早速の返信ありがとうございます。
        やっぱり受信感度が高すぎますよね…
        減衰器を挟んで試して見ようと思います!